ラクトフェリンとはどんな物

あまり聞き覚えがない言葉のラクトフェリンとは、一体どんな物なのでしょうか。
ラクトフェリンとは、人間を含む動物の母乳に含まれている感染防御成分の1つで、主に生まれてから1週間以内の母乳に多く含まれており、この母乳を飲む事で、有害な細菌やウイルスから赤ちゃんを守る効果があります。
このラクトフェリンは、動物によって含まれている量が異なるのが特徴で、人間の場合は1リットル当たり6グラムほど含まれていると言われてます。
人間の母乳に含まれているラクトフェリンは、他の動物に比べて2倍から3倍ぐらいの量が含まれているのが特徴です。


ラクトフェリンの名前について

なぜラクトフェリンという名前が付いたのか不思議ですが、主に2つの意味が重なった言葉で、ラクトは乳、フェリンは鉄分と結合するタンパク質という意味で、母乳の中に鉄分と結合するタンパク質が含まれている成分がある事で、ラクトフェリンと名前が付けられました。
初乳は今後の赤ちゃんの成長や防衛機能を左右すると言われていて、特に動物園で赤ちゃんが生まれた時に、一番気になる育児放棄をした時に、初乳が飲めないととても危険と言われるのはこの為です。
ラクトフェリンの鉄分を融合させる力は相当な物で、別の食品や成分では代用が利かないとまで言われています。


ラクトフェリンは人間のどこに含まれているか

ラクトフェリンは、母乳だけに含まれている成分ではなく、人間のあらゆる場所からラクトフェリンが検出されたという報告があります。
当然母乳が圧倒的に多く含まれていますが、他にも涙や鼻水、唾液や尿にまでラクトフェリンが含まれている事がわかっています。
しかし、いずれも母乳よりはるかに少ない量で、母乳の次に多くラクトフェリンが含まれている涙が母乳の4分の1程度の量で、その他は更に微量のラクトフェリンしか含まれていません。
また、人間を含む動物の母乳に含まれるラクトフェリンの量は、初乳が最も多く、赤ちゃんが生まれて1週間ほど経つと、常乳と呼ばれるようになり、初乳の半分ほどのラクトフェリンしか含まれなくなります。